発達障害者こそストレングスファインダーを活用すべき3つの理由
得意・不得意の差が大きい発達障害
発達障害の方は、能力の凸凹が大きいと言われています。
ですが、それは「能力がない」ということではなく、「得意・不得意分野に開きがある」ということなのです。
そんな、発達障害の方にストレングスファインダーを受けるべき、3つの理由をご紹介。
1.自己肯定感が上がるきっかけに
約40分間、177項目のテストを受けると、
いやおうなしに、長所がはじき出されますから!!
出ました? シャララン。
まず1位になる素質が被るのは、
「34分の1」の確率だよ。
クラスに、1,2人しかいないんだよ!!!!
誇りを持っていい!
「他の人が簡単にこなせることが出来ず、自己肯定感が下がりがち、自信を失いがち」
な発達障害の方にこそ、受けて欲しい。
もう一度言う。
その1位の素質、周りにいる約33人よりも優れています。
そして。
5つの素質が、順位も全く同じで被る確率は
約3300万分の1。
(34×33×32×31×30=33,390,720)
人口を考えると、世界中で20人ほどしかいない!超レアとしかいいようがない!
資質とは、
自然に繰り返される思考、感情、行動のパターン
なので、再受験しても、順位の上下はあれど、あまり結果は変わらないみたいです。
それだけ、自分の身に染みついているっていう確固たる強みってことよね。
2.苦手を手放せる 〜明らめられる〜
追加購入をすると、34全ての順位が弾き出されるんですが。
こんだけ下位にある要素を見て、もうええやろ、
という気持ちになりました(少なくとも私は) どうでもよくなる。
何か出来ないことがあっても、34人のうち一番苦手なんだから、負けても大丈夫。
「自分が悪い」
んじゃなくって、
「この素質が下の方にある自分」だから、苦手なんだなぁ。
そんな風に客観的に自分を見れるように。
これ、「自分の苦手」と「自己肯定感」を結びつけがちな発達さんには、有効だと思うんです。
※発達凸凹特有の、忘れっぽい、マルチタスクが苦手、そういう要素も、もう手放そっかなーそんな風に思えたのです。
大好きな、為末さんの本にも
「諦める」の語源は「明らめる」ことだと書かれてあります。
仏教では、心理や道理を明らかにして、よく見極めるという意味で、ポジティブに使われるとのこと。
100メートルでメダルを取ることを明らめなければ、
彼が400メートルハードルで金メダルを取ることは無かったのですよ!!
早く明らめて、身軽になった方がいいです。
3.「自分をどう最大限活かせるか」を考えるフェーズに入れる
要するに、前に進めるっちゅーことです。
得意・苦手についてはよくわかった。
で、これだけの武器(ポケモンキャラの技一覧的なw)を持った自分
を、どう活かすの?って。
出来れば、ダメージを最小限に抑えてね。
それを、これから先は考えて生きていけばいい。
この3ステップを経た、発達障害の方の人生、
きっとこれから、どんどん開けると思います。
私も、発達障害の一員(ADD)として、試していきます。一緒に頑張りましょう。